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2026年8月、CLIで無料のAIエージェントを試すなら、Antigravity CLI・Cline CLI・GitHub Copilot CLIの3つが比較しやすい選択肢です。
特に重要なのは、2026年5月まで有力だった個人向けGemini CLIの利用条件が変わり、GoogleがAntigravity CLIへの移行を案内している点です。この記事では、何が変わったのか、3つの無料条件や使い方、安全面まで一次情報をもとに整理します。
※情報確認日:2026年8月17日(JST)。AIサービスの料金、モデル、無料枠、利用上限は変更される可能性があります。導入前には最新の公式情報も確認してください。
CLIで使える無料AIエージェントはどれ?2026年8月の結論
結論からいうと、Google系を無料で始めたいならAntigravity CLI、モデル選択の自由度を求めるならCline CLI、GitHub中心の開発ならGitHub Copilot CLIが分かりやすい選択です。
今回の元ネタであるQiita「AIエージェントを無料で使う方法を調べてみた(2026/5/1時点)」は2026年5月4日に公開され、当時は「無料で実用的に使うならGemini CLI」「上級者ならClineやRoo Code」という整理でした。Gemini CLIには当時、個人利用で1日1,000リクエストという無料条件が案内されていたためです。
しかし、その後Google側の状況が大きく変わりました。
Googleは2026年5月19日、Antigravity CLIを一般向けに公開すると同時に、2026年6月18日をもってGemini Code Assist for individuals、Google AI Pro、Google AI UltraからGemini CLIへリクエストを送る仕組みを終了すると発表しました。
現在のGoogle公式案内でも、個人向け利用者はAntigravity製品群へ移行できると説明されています。一方、Gemini Code Assist StandardまたはEnterpriseによるGemini CLI利用は影響を受けません。
そこで、2026年8月17日時点の3候補を整理すると次のようになります。
ツール 無料利用の考え方 主な特徴 向いている人
Antigravity CLI Individualは0ドル/月。ただし週次レート制限あり Google系モデルなどへのアクセス、権限制御、Gemini CLIからの移行 Google系CLIを新しく始めたい人
Cline CLI 無料モデルやローカルモデルを選択可能。有料モデル利用時は別料金 モデル選択、stdin、JSON、ヘッドレス実行 モデルや処理方法を柔軟に選びたい人
GitHub Copilot CLI Copilot Freeを含む全Copilotプランで利用可能。Freeは利用量に制限 GitHub連携、Plan mode、非対話実行、権限制御 GitHubを日常的に使う人
AntigravityのIndividualプランは、公式料金ページで0ドル/月と明記されています。Gemini 3.5 Flash、Gemini 3.1 Pro、Gemini 3 Flash、Claude Sonnet・Opus 4.6、gpt-oss-120bへのアクセスに加え、Unlimited Command requestsとBasic weekly rate limitsが記載されています。
ここで注意したいのは、「Unlimited Command requests」と「Basic weekly rate limits」が同じ料金ページに併記されていることです。
つまり、0ドルだからエージェントの処理量まで完全無制限という意味ではありません。無料で利用できますが、レート制限を含む利用条件があります。
Clineは少し仕組みが違います。
Clineには無料モデルの選択肢があるほか、外部サービスのAPIキーを持ち込むBYOK、OllamaやLM Studioを使ったローカルモデルなど複数の利用方法があります。ローカルモデルは1リクエストごとのクラウドAPI料金が発生しない一方、十分なPC性能が必要です。
GitHub Copilot CLIは、Copilot Freeを含むすべてのCopilotプランで利用できます。GitHub公式のプラン比較でもCopilot CLIがFreeを含む各プランの対象として掲載されています。
ただしCopilot Freeは「無制限」ではありません。
GitHubはFreeについて、月最大2,000回のリアルタイムコード補完と、制限付きのCopilot interactionsを案内しています。Freeではモデルも自動選択となります。
そのため、月2,000回という数字をCopilot CLIの利用回数と考えないことが重要です。
2,000回はリアルタイムコード補完の上限であり、CLIを含むAIとのやり取りは別の利用条件で管理されています。
この3つを比較すると、「無料」という言葉だけでは十分ではないことが分かります。
CLI本体が無料なのか、AIモデルが無料なのか、無料枠がどこまで続くのかを分けて確認することが、現在のAIエージェント選びでは大切です。
Gemini CLIはどうなった?Antigravity CLI移行までの経緯
Gemini CLIを検索すると、今でも「1日1,000リクエスト無料」という情報を見かけることがあります。
これは過去の条件としては間違いではありません。元ネタのQiita記事でも、2026年5月1日時点ではGemini CLIが「1分60リクエスト、1日1,000リクエスト」と紹介され、無料候補の中心に置かれていました。
状況が変わったのは2026年5月です。
Googleは5月19日にAntigravity CLIを公開し、6月18日に個人向けGemini CLIのGoogleアカウント経由のリクエスト提供を終了すると発表しました。
さらにGoogleが2026年6月23日に更新した廃止案内では、6月18日以降、Gemini Code Assist for individuals、Google AI Pro、Google AI Ultraについて、Gemini CLIおよび対象IDE拡張へのリクエスト提供を停止したことが明記されています。
同時に、これらの利用者はGemini CLIへアクセスするための「Login with Google」を利用できなくなりました。
時系列で整理すると次のようになります。
- 2026年5月1日時点:Gemini CLIの個人向け無料枠が有力な選択肢だった
- 2026年5月19日:GoogleがAntigravity CLIを公開し、移行方針を発表
- 2026年6月18日:Gemini Code Assist for individualsなどからGemini CLIへのリクエスト提供が終了
- 2026年6月23日:Googleが廃止・移行情報を公式ページで更新
- 2026年8月17日:個人がGoogle系CLIを新しく始める場合はAntigravity CLIが分かりやすい選択肢
一方で、「Gemini CLIというソフトウェアが完全に消滅した」と表現するのも正確ではありません。
GoogleはGemini Code Assist StandardまたはEnterprise契約者については影響を受けないと説明しており、企業向けなど一部の利用経路は継続しています。
したがって、現在の状況は「Gemini CLIそのものが全面終了」ではなく、「個人向けの主要なGoogleログイン経路が終了し、Antigravity CLIへの移行が案内された」と理解するのがより正確です。

Antigravity CLIは本当に無料で使える?
2026年8月17日時点で、Antigravity Individualは公式料金ページ上で0ドル/月です。
Individualには複数モデルへのアクセス、Unlimited Tab completions、Unlimited Command requests、Basic weekly rate limitsが含まれています。
ただし、具体的なレート上限の数字までは料金ページ上で一律に示されていません。したがって、「週に何回まで使える」といった未確認の数字を決め打ちするのは避けたほうが安全です。
筆者としては、ここが旧Gemini CLIとの大きな違いだと感じます。
以前は「1日1,000回」のような数字が比較しやすかった一方、現在は単純な回数だけでは使い勝手を判断しにくくなっています。
そのため、「一番無料枠が多いサービス」を探すより、自分が普段行う程度の作業でどれくらい継続して使えるかを、小さなプロジェクトで試すほうが現実的でしょう。
Antigravity CLIはどう使う?Windows導入とGemini CLIからの移行
Antigravity CLIは、Googleが提供するターミナル向けAIエージェントです。
Google公式は、Antigravity CLIをコードベースで直接利用し、ターミナルからAIエージェントと共同作業するためのCLIとして案内しています。
WindowsではPowerShellを開き、公式ドキュメントに掲載されている次のコマンドでインストールできます。
“`
irm https://antigravity.google/cli/install.ps1 | iex
“`
macOS・Linuxでは次のコマンドです。
“`
curl -fsSL https://antigravity.google/cli/install.sh | bash
“`
インストール後は次のコマンドで起動します。
“`
agy
“`
ローカル環境で保存済みの認証情報が見つからなければ、既定のブラウザが開き、アカウント認証を行う流れです。
Gemini APIキーを利用する方法も用意されています。
その場合は単に`GEMINI_API_KEY`を用意するだけではなく、Antigravity CLIの設定ファイルで`modelProvider`を`gemini`に設定する手順が公式に案内されています。
旧Gemini CLIの設定は引き継げる?
Antigravity CLIには、Gemini CLIからの公式移行機能があります。
初回に`agy`を実行すると、既存のGemini CLI設定を検出し、拡張機能やグローバル設定などを移行するためのチェックリストが表示されます。
Gemini CLIのExtensionをAntigravityのPluginへ変換するコマンドも用意されています。
“`
agy plugin import gemini
“`
Googleは、Gemini CLIで利用していたスキル、ルール、MCPサーバーなどとの互換性をできるだけ維持する一方、すべてが完全互換ではないことも説明しています。
つまりAntigravity CLIは、単純にGemini CLIの名前だけを変えたものとして考えるより、従来の考え方を引き継ぎながら、新しいエージェント基盤へ移行したCLIと見るほうが分かりやすいでしょう。
初心者は権限を一気に広げない
CLI型AIを初めて使う方に、私が最も伝えたいのはここです。
Antigravity CLIにはFine-Grained Permissions Engineがあり、ファイル操作やコマンドなどの敏感な処理を`action(target)`形式で管理できます。設定は`deny`、`ask`、`allow`に分かれています。
便利だからといって、最初から広い範囲を自動承認する必要はありません。
たとえば、最初の指示を次のようにします。
“`
このフォルダの構成を確認してください。
まだファイルは変更せず、改善できそうな点を3つ説明してください。
“`
次に、
“`
1番の改善だけ行う場合、変更するファイルと作業内容を先に説明してください。
“`
内容を確認してから、
“`
その変更だけ実行してください。
終了後に変更したファイルと確認結果をまとめてください。
“`
と進めれば、一度に多くの変更を任せるより状況を把握しやすくなります。
調査 → 計画 → 小さな変更 → 差分確認 → テスト
私は、この流れが特定のAI製品に依存しない「疲れにくく、失敗から戻りやすいAIエージェントの使い方」だと考えています。
CLI型AIでは、モデル、API、権限、無料枠など初めて見る言葉が一気に増えがちです。リンク先ではLINEの友だち追加画面を確認でき、スマートフォンからも進められます。まとまった時間が取れない場合でも、空いた時間に少しずつ確認できます。登録後に配信される具体的な内容は本記事の調査範囲では未確認のため、最新の案内はリンク先でご確認ください。👉 無料LINE登録はこちらhttps://utage-system.com/p/q9smxNTVjIo5/YHxWizIjTbOK?tid=note001?utm_source=blog&utm_medium=cta&utm_campaign=cliagent&utm_content=mid
Cline CLIとGitHub Copilot CLIは何が違う?
Google以外の候補として比較したいのが、Cline CLIとGitHub Copilot CLIです。
両方ともターミナルからAIへ指示できますが、Clineはモデルや実行方法を組み替えやすく、Copilot CLIはGitHubとの連携を軸に設計されているという違いがあります。
Cline CLIはモデル選択と自動処理の自由度が高い
Cline CLIは対話だけでなく、既存のターミナルコマンドやスクリプトから利用しやすい設計です。
公式ドキュメントでは次のコマンドでCLIをインストールします。
“`
npm i -g cline
“`
認証は次のコマンドです。
“`
cline auth
“`
通常の対話セッションは、
“`
cline
“`
で開始できます。
1回だけタスクを渡すこともできます。
“`
cline “このプロジェクトを確認して改善案を3つ出して”
“`
さらにCline CLIは、他のコマンドの出力をそのままAIへ渡せるstdinに対応しています。
公式ドキュメントではGitの差分をレビューする例として、次の形が掲載されています。
“`
git diff | cline “review these changes”
“`
JSON形式の出力も利用できます。
“`
cline –json “list TODO comments”
“`
`–json`を利用した場合、標準入力がパイプされた場合、出力がリダイレクトされた場合などにはヘッドレスモードとして動作します。
これは、毎回AI画面を開いて操作するのではなく、既存の作業手順の中へAIを組み込みたい人に向いています。
無料利用については、仕組みを理解しておく必要があります。
Cline Providerには無料モデルの選択肢がある一方、有料モデルや外部APIを使えば、それぞれの料金が発生します。OllamaやLM Studioによるローカルモデルも利用できます。
ローカルモデルはクラウドAPIの1回ごとの料金を避けられますが、Cline公式も十分なハードウェア、特にGPUメモリが必要になることを案内しています。
したがって、
「Clineなら全部無料」ではなく、「Clineでは無料モデルやローカルモデルを選ぶことで無料運用できる選択肢がある」
と理解するのが正確です。

GitHub Copilot CLIはGitHub中心の開発に向いている
GitHub Copilot CLIは、ターミナル上で質問、計画、ファイル操作、コマンド実行などを行えるAIエージェントです。
2026年8月17日時点ではCopilot Freeを含むすべてのCopilotプランで利用できます。組織からCopilotを提供されている場合は、組織側でCLIポリシーが有効になっている必要があります。
npmで導入する場合はNode.js 22以上が前提です。
“`
npm install -g @github/copilot
“`
WindowsではWinGetも使えます。
“`
winget install GitHub.Copilot
“`
起動は次のコマンドです。
“`
copilot
“`
初回は`/login`からGitHubアカウントで認証し、作業中のディレクトリをAIツールで扱ってよいか確認します。
対話画面を開かずに1回だけ質問することも可能です。
“`
copilot -p “In Git, how can I apply a commit from another branch”
“`
GitHubは`-p`を利用することで、Copilot CLIをスクリプトなどからプログラム的に利用できると説明しています。
また、Plan modeでは、すぐに変更へ進まず先に作業計画を作らせることができます。現在の公式ドキュメントでは`Shift + Tab`でPlan modeへ切り替える方法が案内されています。
ここがClineとの選び方の分かれ目です。
Clineはモデルと処理方法の自由度を重視したい人、Copilot CLIはGitHubを中心とした開発環境で使いたい人に向いていると私は考えています。
優劣というより、自分が普段使っている環境に近いほうを選ぶほうが、覚えることを減らしやすいでしょう。
無料CLI AIエージェントを安全に使うには?
CLI型AIエージェントは、一般的なチャットAIよりPCへ与えられる権限が大きくなります。
ファイルを読み書きしたり、シェルコマンドを実行したり、設定によってはパッケージの導入やネットワークアクセスまで行えるからです。
GitHub Copilot CLIでは、読み取り中心の一部操作は自動で許可される一方、ファイル編集や破壊的なシェルコマンドなど、システムへ影響を与える処理では明示的な承認を求める仕組みがあります。
Antigravity CLIにも`deny`、`ask`、`allow`による細かな権限制御があります。
Cline CLIも完全自動実行が可能ですが、公式ドキュメントは、自動承認ではファイル変更やコマンド実行が確認なしで行われ得るため、クリーンなブランチを使い結果を確認するよう案内しています。
そのため、最初は次の5つを基本ルールにすると安心です。
- まず計画だけ作らせる
- 1回の変更量を小さくする
- Gitやバックアップで元へ戻れる状態にする
- 必要以上の権限を与えない
- 変更後は差分とテスト結果を人間が確認する
特に注意したいのが「全部許可」です。
GitHub Copilot CLIには`–allow-all`など広い権限を付与する方法がありますが、GitHubはこうした設定について、隔離された環境でのみ利用することを強く推奨しています。
Antigravity CLIにもすべての権限確認を省略する方法がありますが、公式ドキュメント自身が、ファイル書き込みやコマンド実行まで自動承認されると警告し、可能な限り範囲を限定した権限設定を推奨しています。
便利なAIほど、「何を任せるか」だけでなく「何を任せないか」を決めることが大切です。
無料枠の多さより「途中で止まっても困らない設計」を見る
私は、これから無料AIエージェントを選ぶとき、回数だけを比較する方法には限界があると考えています。
AIエージェントは、1つの依頼でもファイルを読む、計画する、コードを書く、コマンドを動かす、結果を確認する、修正する、と複数回AIモデルを利用する可能性があるためです。
そこで私が重視したいのが、AIが途中で止まっても、人間の作業まで止まらない進め方です。
たとえば「このアプリを全部完成させて」と一度に依頼すると、利用制限やエラーで止まった際に、どこまで終わったのか分かりにくくなります。
反対に、
1. 現状を調査する
2. 計画を作る
3. 1機能だけ変更する
4. 差分を確認する
5. テストする
6. Gitなどへ安全な状態を保存する
という単位で進めていれば、途中でAIが利用上限に達しても、最後に確認できた地点から再開しやすくなります。
これは安全対策であると同時に、無料サービスを現実的に使う工夫でもあります。
Antigravityのレート制限が変わるかもしれない。Clineで選べる無料モデルが変わるかもしれない。Copilot Freeの条件も将来変更されるかもしれない。
それでも作業を小分けにしておけば、別のAIへ切り替える、自分で続きを行う、翌日に再開するといった選択がしやすくなります。
「AIを止まらせない」より、「AIが止まっても仕事が止まらない」設計にする。
私はこれが、無料AIエージェントを長く使ううえで意外と重要な視点だと考えています。
無料AIエージェントは、設定や専門用語を一度に全部覚える必要はありません。リンク先ではLINEの友だち追加画面をスマートフォンでも確認でき、まとまった時間がない日でも少しずつ進められます。登録後の具体的な配信内容については今回確認した一次資料からは未確認のため、最新の内容はリンク先でご確認ください。👉 無料LINE登録はこちらhttps://utage-system.com/p/q9smxNTVjIo5/YHxWizIjTbOK?tid=note001?utm_source=blog&utm_medium=cta&utm_campaign=cliagent&utm_content=late
CLI型AIエージェントは今後どうなる?筆者の考察
ここからは、2026年8月17日時点で確認できた各社の機能を踏まえた私見です。
私は今後、CLI型AIエージェントを比較するときに「どのAIモデルが一番賢いか」だけを見るのでは不十分になっていくと考えています。
特に重要になるのは、権限管理、途中からの復元、既存の仕事とのつながり方です。
Antigravity CLIでは、操作ごとに細かい権限を設定でき、GoogleはAntigravity 2.0を複数エージェントを管理・連携するプラットフォームとして展開しています。
Cline CLIはstdin、JSON、ヘッドレス実行など、既存のターミナル処理の中へAIを組み込みやすい設計です。
GitHub Copilot CLIは、シェル操作やファイル編集に加え、GitHubを中心とした開発環境との連携を特徴としています。さらに現在は自律実行のAutopilot modeなども公式ドキュメントで案内されています。
つまり同じCLI型AIでも、進んでいる方向は少し違います。
Antigravityはエージェントをまとめて扱う方向、Clineはモデルや既存処理を柔軟につなぐ方向、Copilot CLIはGitHubを中心とする開発フローへ深く入る方向、と整理できます。
そのため「ランキング1位のAIを選べば終わり」ではなく、自分が減らしたい手間に合わせて選ぶことのほうが重要になっていくでしょう。
CLI型AIは「速く働く」だけの道具ではない
私は以前、トラック配送のような体力を使う仕事をしていました。
働き方を見直し、AIやITツールを学び始めて感じたのは、仕事の負担は作業時間だけで決まらないということです。
ファイルを開く。
内容をコピーする。
ブラウザへ移動してAIへ貼り付ける。
回答をコピーして元の画面へ戻る。
こうした小さな画面移動や確認作業も、何十回と繰り返せば集中力を使います。
CLI型AIなら、作業中のディレクトリやGitの差分を、その場所からAIへ渡せます。
たとえばCline公式には、
“`
git diff | cline “review these changes”
“`
のように現在のGit差分をそのままレビューさせる例があります。
私はここにCLI型AIの価値があると感じています。
AIにすべて判断させるのではなく、人間が判断すべき場所を残したまま、画面移動や繰り返し作業を減らすのです。
これは「最速でコードを書く」という開発者だけの話ではありません。
AIやITツールを使って仕事の負担を少し減らしたい人にとっても、今後CLIが役立つ可能性があります。
ただし、便利になるほど安全確認は重要になります。
GitHubがCopilot CLIで危険性のある操作に承認を求め、Antigravityが細かな権限エンジンを用意し、Clineが自動承認利用時に結果確認を促していることからも、各社が「完全に任せっぱなし」を前提としていないことが分かります。
推測ですが、今後長く使われるCLI型AIは、自動化能力が高いだけでなく、利用者が「ここまではAI、ここからは自分」と境界線を引きやすいサービスになっていくのではないでしょうか。

まとめ
2026年8月17日時点でCLIから無料AIエージェントを試すなら、Antigravity CLI、Cline CLI、GitHub Copilot CLIを比較すると整理しやすいでしょう。
Google系では、2026年5月まで個人向け無料候補として有力だったGemini CLIのGoogleログイン経由の利用条件が変わり、6月18日以降、Gemini Code Assist for individualsなどからのリクエスト提供が終了しました。Googleは個人利用者にAntigravity製品群への移行を案内しています。
Antigravity Individualは現在0ドル/月で、Basic weekly rate limitsの範囲内で利用できます。過去のGemini CLIの「1日1,000回」という条件ではなく、Antigravityの現行料金ページを基準に判断するのが適切です。
Cline CLIは無料モデル、外部API、OllamaやLM Studioによるローカルモデルなど、利用方法を柔軟に選べます。stdinやJSON、ヘッドレス実行にも対応しているため、既存の作業とAIをつなぎたい人には魅力があります。
GitHub Copilot CLIはCopilot Freeを含むすべてのプランから利用でき、GitHub中心の開発環境と組み合わせやすいのが特徴です。ただしCopilot Freeの月2,000回はコード補完の上限であり、CLIの利用回数そのものではありません。
そして、無料枠の数字以上に大切なのが、小さく依頼する、権限を絞る、差分を確認する、テストする、元へ戻せる状態を作るという使い方です。
AIエージェントは、仕事を全部任せれば必ずうまくいく魔法の道具ではありません。
けれど、人間が判断する部分を残しながら、繰り返し作業や画面移動を少しずつ減らせれば、CLI型AIは「速く働くため」だけでなく、無理なく、疲れにくく働くための道具にもなっていくと私は感じています。
「どのAIが一番か」で迷ったら、まず自分が減らしたい作業を一つだけ決めてみると選びやすくなります。リンク先ではLINEの友だち追加画面をスマートフォンでも確認でき、忙しい日でも空いた時間を使って少しずつ進められます。登録後に確認できる具体的な配信内容は今回の調査範囲では未確認のため、最新情報はリンク先をご確認ください。👉 無料LINE登録はこちらhttps://utage-system.com/p/q9smxNTVjIo5/YHxWizIjTbOK?tid=note001?utm_source=blog&utm_medium=cta&utm_campaign=cliagent&utm_content=end
よくある質問
Gemini CLIは2026年8月現在も個人なら1日1,000回無料ですか?
旧来の個人Googleアカウント向け「1日1,000リクエスト」を、2026年8月の新規利用条件として扱うのは適切ではありません。
Googleは2026年6月18日から、Gemini Code Assist for individuals、Google AI Pro、Google AI UltraについてGemini CLIへのリクエスト提供を停止し、「Login with Google」も利用できなくなったと案内しています。
ただしGemini Code Assist StandardやEnterpriseなど、一部の企業向け利用は継続しています。
Antigravity CLIは無料ですか?
2026年8月17日時点で、AntigravityのIndividualプランは0ドル/月です。
ただし料金ページにはBasic weekly rate limitsも明記されています。「無料だからエージェント処理が完全無制限」という意味ではないため、利用前に最新の料金・利用条件を確認してください。
Cline CLIとGitHub Copilot CLIはどちらがおすすめですか?
モデル、外部API、ローカルモデルを選び、stdinやJSONなど既存のターミナル処理と柔軟に組み合わせたいならCline CLIが向いています。
GitHubを日常的に使い、GitHub中心の開発フローとAIを組み合わせたいならGitHub Copilot CLIが分かりやすいでしょう。Copilot CLIはCopilot Freeを含むすべてのCopilotプランで利用できます。
参考一次情報
Google for Developers「Gemini Code Assist consumer accounts」
2026年6月18日からGemini Code Assist for individuals、Google AI Pro、Google AI UltraについてGemini CLIへのリクエスト提供とLogin with Googleが終了したこと、Standard・Enterpriseは対象外であることを確認。

Google Developers Blog「An important update: Transitioning Gemini CLI to Antigravity CLI」
2026年5月19日のAntigravity CLI公開と、6月18日の個人向けGemini CLI移行スケジュールを確認。

Google Antigravity「Pricing」
Individualプラン0ドル/月、利用可能モデル、Unlimited Command requests、Basic weekly rate limitsを確認。

Google Antigravity Docs「Installation & Auth」
Windows、macOS、Linuxのインストール方法、`agy`、認証、Gemini APIキー利用方法を確認。
Google Antigravity Docs「Migrating from Gemini CLI」
Gemini CLIからの初回移行、`agy plugin import gemini`、互換性と変更点を確認。
Google Antigravity Docs「Permissions」
`action(target)`形式、`deny`・`ask`・`allow`による細かな権限制御を確認。
Cline公式「CLI Overview」
CLI導入、stdin、JSON、ヘッドレス実行、Plan、自動承認を確認。
Cline公式「Authorization」
Cline Provider、BYOK、Ollama、LM Studioなどの利用方法と無料モデルの選択肢を確認。
GitHub Docs「Getting started with GitHub Copilot CLI」
Copilot CLIがすべてのCopilotプランで利用可能であること、Node.js 22以上、npm・WinGetによる導入、`-p`による非対話実行を確認。

GitHub Docs「Plans for GitHub Copilot」
Copilot Freeの利用条件、月2,000コード補完、制限付きAI利用、Copilot CLIのプラン対応状況を確認。

GitHub Docs「Allowing and denying tool use」
Copilot CLIのファイル・シェル操作に対する承認、権限制御、`–allow-all`利用時の注意を確認。

元ネタ
Qiita「AIエージェントを無料で使う方法を調べてみた(2026/5/1時点)」
2026年5月1日時点の無料AIエージェント比較として、Gemini CLI、Cline、Roo Code、Antigravity、GitHub Copilotなどがどのように整理されていたかを確認しました。記事は2026年5月4日公開・更新です。
【確実性:高】
2026年8月17日JST時点で、Gemini CLIの個人向けGoogleログイン経由の変更、Antigravity CLIへの移行、Antigravity Individualの0ドルプラン、Cline CLIおよびGitHub Copilot CLIの主な現行仕様は、各社の公式一次情報で確認しています。
一方、無料枠の実際の消費速度、週次レート制限の具体値、利用可能モデル、AI Creditsなどは今後変更される可能性があります。実際に導入する際は、各公式料金ページと最新ドキュメントを再確認してください。
佐伯みのり


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